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 融資に強い決算書作成のポイントとは?

 
1. 決算書とは何か?
決算書とはかんたんに言うと会社の『成績表』です。

決算書の主なものとしてよく耳にするものに『貸借対照表』と
『損益計算書』があります。

決算日等の企業の財政状態(現金・売掛金・借入金・
資本金等の金額)を表したものが貸借対照表、事業年度等の
期間の、企業での経営成績(売上高・経費・利益)を示した
ものが損益計算書になります。

従って、貸借対照表を見ればいくら財産があり
借金があるのかがわかります。

損益計算書をみれば一年間での売上規模やいくら儲けたのかがわかるようになっているわけです。更に近年では現金(キャッシュ)の保有額であったり、何に使用しているか(現金の動き)などの資金に関する情報の重要性が高まっています。

キャッシュフロー計算書を見れば、資金の増加・減少原因や現金残高等を読み取ることができます。決算書は、この『貸借対照表(B/S)』『損益計算書(P/L)』『キャッシュフロー計算書(C/F)』がメインとなり、これらは『財務3表』と呼ばれています。
2. 決算書は何のために作るのか?
ある資料によると、経営者から見て決算書を作成する理由は、
「税務署に出すため」「銀行等に出すため」が、ほぼ100%の回答となり、
「現在の実情と今後の課題を知るため」については、1割強だそうです。

しかし、決算書の利用価値は、たったそれだけなのでしょうか? 

実は、・・・決算書の見方、内容がわからない。
      決算書から会社の実情や課題が分かるということを知らない。

その結果として、「決算書は経営に役立たないもの」として、多くの中小企業経営者の目にはうつってしまっているようです。
3. 「経営に役立つ決算書」に換えましょう!
商業高校や大学で簿記や決算書の作り方を習っても、決算書の見方・読み方は
何処でも習いませんから、決算書は読めなくて当たり前であるといえます。

学術的な「簿記」「会計」についての知識などは必要ありませんが、会社の経営に役立つ必要最低限の数字だけは、しっかりと分かる状態にしておきたいものです。
当事務所では、決算ごとに自社の現状把握と課題を理解していただくために、「決算すっきりシート」を使って、決算書の分析結果を次の3点に絞り、解りやすく説明しています。
1. 儲かっているか?
    売上が何%落ちると損益トントンか
2. 資金繰りはよいか?
    勘定合って銭残る状況になっているか
3. つぶれないか?
    調達資本のうち返済不要の資本は何%か
 
4. 税務署や銀行は「決算書の何処」を見ているのでしょうか?
税務署が気にする決算書の数字は、ココ!
 ・損益計算書の交際費とその関連経費
  税務処理がまちがっていない決算書かどうか、また、税務上、
  損金になるかならないかを気にしています。
  税金計算上は大切ですが、経営には殆んど関係ないことです。
銀行が気にする決算書の数字は、ココ!
 ・貸借対照表の仮払金とその関連科目
  融資したお金が適正に使われているかどうか、また、社長の
  懐に入ってしまったのではないかを気にしています。

  会社の経営には殆んど影響があるとは思えません。
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